「パチスロ・ハウスルール (40acres)」

幸せを留まって目の前に落ちてくるのを待つ人生と、

探索に出かけて崖から落ちて転んで終わる人生と、

どっちのほうが楽しいのだろうかと考えると・・自分は後者になる。

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－－－　６月　１６日/２１日　－－－

例えばパチスロが設定を誤魔化して、どれだけ低設定を打たせるか？

それに対してどれだけ速く設定を読み当てて、高設定を沢山回すか？


そういった複数での対戦型のゲームとして考えてみる。


そうなるとやっぱり基本は情報戦となる。

どれだけ相手の思考を正確に見破ることが出来るかという勝負から始まる。


低設定を打たせる側は自分で設定を決めることが出来る。


そこには対戦相手の情報として、人気がありよく回る機種や、機種別にて相手の年齢層や知識量を調べて仕込むという先攻が決定している。


全体的なデータの取得が持ち味。


対して後攻となってしまう打ち手は傾向と対策を敷き詰められた中、どれだけ正確に目的に進むことが出来るかということが大切になる。


そのときに必要なものはやっぱり情報ということになる。


相手の陣形(設定の位置)や勢力(設定の配分)は開戦したときには既に決まっている。

後攻である打ち手はその陣形や勢力を見極めて、勝てる算段を立てれば良いとなる。



もっとも基本的な戦術にもあるように「敵の形が明らかで自らの形が無いならば、我が軍は集結し敵は分散する」(孫子)



そして戦力が同数として考えると、我が軍が集結すれば一なら大隊となり、敵が分散して十なら十分の一の小隊となる。


十倍の戦力で戦うことが出来る。

しかもこちらの策略が読めない状態の中で、陣形や勢力を決めてしまわなければならないとなると、実はとんでもなく不利になる。



逆に後攻では相手の陣形と戦力に合わせて戦うことで、こちらに有利な状態で戦うことが出来る。


完全に後攻側が攻撃で先攻側が守備という図式になる。


守るとなれば一点集中型では全体を守ることが出来ないので、守備しなければならない場所が増えて、当然分散しなければならない。



そこは持っている情報から、比較的手薄な場所や強固な場所を作らなければ、全てが手薄となるので作戦を立てる。


手薄な場所が必ず存在すると知った上で、情報戦に持ち込めるのはやっぱり有利。

戦う場所を知り、戦う日を知り、戦いのスタンスを知っていれば必ず勝てる。


逆にそれらを何も知らないで戦えば、ほぼ勝ち目は無くなってしまう。



相手の陣形(設定の位置)や勢力(設定の配分)を知った上でしか戦わないことが必勝の方法の一つとなる、その陣形や勢力を知りえるデータがあれば・・



相手はエサを撒いて仕掛けを作り待つことが戦術となるが、打ち手はそのエサの種類を知り、仕掛けの意味を知ることで、打つ打たないを決断するという決定権がある。


そうなると相手の正確な情報を知っていれば、実はとても有利な戦いとなる。


そこまで正確な情報を得るには、簡単ではなく幅広く大量のデータが必要となるが、それらを得ているのなら必勝も不思議では無い。



これまでも孫子の理を１００％実行出来ているワケではなかったが、それでも勝率８０％を維持することを目的として稼動できたのは情報となるレベルのデータを集めることが出来たからだと思う。


最近は副業の掛け持ちと、その一つが鬼のように忙しいということと、地元のホールさんの稼働率が全体的に下がり過ぎているということで、戦力となるべくレベルまでのデータを得る回数がドンと減っている。



時間的にも戦力的にも"打てない日"が増えてしまっている。

いつまで続くか・・もしくは続けることすら出来ないか・・


自分の生活や身体、そしてホール(業界)の状況の変化が読めない今なので、勝てる回数や額を増やすことよりも、維持と負けないことを目的に変更しなければならないところまで追い込まれている。



去年までは一ヶ月の収支のプラス額にて引退ボーダーを立てていたが、今年はそのボーダーを一旦解いてしまわなければならない。



しかしこういったお金の稼ぎ方をしているので、精神道では一切の緩みを見せることは敗北を意味することになる。


気合を入れて"打てる(高設定を掴める)"というデータが揃わなければ打たない。


今まで以上にチキン道を極める必要がある。


一ヶ月の収支が一回でもマイナスになれば、副業を本業に変身させよう！と考える。


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