「１００年の挑戦（美味）」



　　美味です。　
　　もちろん、ホールは１８歳未満の人は入場できない場所です。
　　ですが・・・



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先週発表された新台は以下となります。

＜パチスロ＞
なし

＜ぱちんこ＞
○びっくりぱちんこスケバン刑事【京楽産業.】


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　広告規制、等価交換の禁止と続けざまにホール営業に対する規制がかかりました。
どちらも開発、販売には直接関係のない事ではありますが、直接開発に関係のある「表現に関する規制」も更に入ります。


１８歳未満が入場する事が出来ないパチンコホールに設置される目的で開発・販売される遊技機において、いわゆる「エログロ」の規制は近年少しずつ取り締まれられています。

乳揺れ、パンチラ、乳首他の性的描写。
飛び散る血しぶき、斬撃傷、身体の切断等の暴力描写。

原作に忠実、といってもそれを遊技機として搭載する事は禁止です。
さらにそれらを厳しく規制する通達が先月送られてきました。

：善良の風俗又は正常な風俗環境を害するおそれがあると認められる遊技機について：

１、性的なもの

ア　性器、陰部、臀部、女性の胸部が含まれる内容又はそれらを想像させる内容
イ　性行為、性的な行為（同姓同士によるものを含む）又はそれらを想像させる内容
ウ　下着姿が含まれる内容
エ　裸体（全裸）が含まれる内容
オ　脱衣の状況が含まれる内容


２、残酷なもの

ア　生物（人間を含む）に対する残虐行為が含まれる内容
イ　残虐行為の結果又はそれを想像させる内容


３、犯罪行為を誘発するおそれのあるもの

犯罪行為又は犯罪を連想させる内容を含み、一般人に犯罪を誘発することとなるおそれのあるもの


４、著しく射幸心をそそるおそれのある内容

ア　賭博行為を想像させる字句等が含まれる内容
イ　著しく多くの遊技球等の獲得が容易であることをうかがわせる内容
ウ　遊技の結果について客の技量により差異が生じる余地をなくしていることをうかがわせる内容

『それらを想像させる内容』という字句があることにより、有名どころの以下の演出などは出来ないのでは、と予想されます。

ルパン三世：フジコちゃんのパンツの色演出、着替え演出
鬼浜；ほぼ全部

暴力については、上記には書かれてはいませんが原作の世界観によってはある程度ＯＫという見解のようです。
北斗の拳や武将、侍など。

ただ、『犯罪を連想させる内容」という部分についてはものによっては全面的に禁止です。
例えばヘルメットをかぶらない状態でバイクに乗るなど。
鬼浜の演出ではそういった内容が大半を占めるので、全体的にＮＧの匂いがします。

あとは、例えば「胸の谷間にあるアイテムを取ろうとする演出」なども見方によっては「胸を触ろうとしている」となるためＮＧの可能性大。
痴漢行為ととられますので。


生物に関する残虐行為というのが微妙といえば微妙。
例えば「大量のゴキブリを排除せよ！」というのはどうなんでしょう？
又は「超巨大ネズミ　ＶＳ　人間」のバトルの場合はどうなんでしょう？
人間の姿形をした悪魔を殺す、というのはどうなんでしょう？


エログロ規制については、１８歳以上の人のみが遊技するものを製作している身としてはとても厳しいです。
表現の自由がどんどん狭められますので。

ただ、何もないとどんどんとエスカレートしていくので規制自体は必要だと思いますが、繰り返しにはなりますが「１８歳以上の人が遊技するもの」を作っていますので・・・
どうしてそこまでやるのか、という点については疑問にも思いますが・・・




　この規制がかかるきっかけともなったのが、どうやら何かの機種のパネルの絵という噂があります。
いったいどんな破廉恥な内容だったのか、又はグロイないようだったのか。

ちなみに上記の通達はパネル、図柄、演出の表示等の内容で、実写、漫画、アニメーションを問わないものとなっています。

たぶん色々な制作現場で今、開発段階のものが見直されているはずです。
「おい！　これはエログロ規制にひっかかるんじゃないか？」　という現場の声が聞こえてきそうです。



ちなみに、これらとは関係ないんでしょうけど、保通協の適合率もひどい事になってます。

＜ＰＣで見ている方は続きは↓からどうぞ＞

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９月の型式試験実施状況・パチスロの適合率１割にとどまる

　保安電子通信技術協会（保通協）は３日、９月の型式試験の実施状況を公表した。パチンコでは結果書交付３８件に対し適合３５件で適合率９２．１％であったのに対し、パチスロでは結果書交付３４件に対し適合４件のみ、適合率１１．８％と、パチンコとパチスロで対照的な結果となっていた。パチスロでは、長時間出玉率あるいは中時間出玉率が規則で定める値を超える不適合事例が多かったようである。

ビジョンサーチより引用

長時間と中時間の出玉率が超える、っていう点が気になりますね。
９月の申請っていう事は、夏前までギリギリ調整をしているとしたら、そのこと発売された機種とかで「あ！これならもっと攻められるんじゃない？」となるとしたら・・・

ＧＯＤか？　　ＧＯＤを作ろうとしたのか？　と勝手にかんぐってしまいます。

夏前からＡＲＴ中の純増枚数２枚超えが市場を賑わし始め、これから先も「純増２枚超」といううたい文句の機種は続々と発売されます。

一度それらになれてしまうと、マジハロ３のような「純増１，３枚」の体感がかなり悪くなります。
一度上がったしまった生活レベルは下げられない、現象のように・・・

瞬発力はあげられないので一撃性能を向上させようとしているんですかね？
たしかに政宗とか凄い一撃ありますよね。

というか、５号機凄いですよね。　ほんと。


ただ、前にも記事にしましたけど機械割りの最低値は下がる可能性あります。
９５％に。

建前としては「これから起こるであろう消費税増税に対するホール対応を考え、粗利がとれなくなった場合低設定のみの営業となってしまうとせっかく盛り上がってきている５号機の衰退を招くため」となっています。

消費税が上がった場合、どういった形でホールが対応するのかはわかりませんが、一理あると言えばある内容です。
ただやみくもに「厳しくしているだけ」ではないのですが、エンドユーザーにしてみると「ふざけるなっ」という内容に取られてしまいますよね。


業界全体、という概念が非常に難しい図式です。
勝ちたい人と打ちたい人と、売りたい人と作りたい人と儲けたい人。

みながみな、思ったとおりに行かないのが世の常。
最終的に存続し続けて繁栄すればいいと思ってはいますが、それに対しても悪寒がします。

今後、封入式と監督省庁に対しては・・・



とはいっても、業界通でもないし、一介の開発人にとってはどうしようもないし、正確な情報は全く入ってこないのでよくわかりませんがｗ

現実的な問題は、今やっているプロジェクトが上手く行くかどうかって事だけですｗ

ー了ー


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